1*13

 色々あって、急に親と島根旅行に来た。このタイミングで「出雲縁結び空港」に着陸するの、かなり皮肉。

 会うのは正月ぶりだけど、全然話せない。まだやっぱり、気を抜くと無表情かつ無口になってしまう。

 

 出雲大社、縁結びを前に前に出してて、しんどさを感じてしまう。駅前の雰囲気とかも、古き良きというよりも、タイムラインに迎合したようなお店が多い気がしてすこし落ち着かなかった。こう言う考えが経済を停滞させるんだろうけど。

 貼ってあったボードをみて、自分が本厄の年であることに気がついた。なるほど納得がいく。親に厄払いを勧められたけど、これ以上は無いと思うし、あったらそれは死だと思うので別にする気はない。

 お参り。初詣が出雲大社って、なかなかゴージャスかも。今まででは1番多めの賽銭を入れた。

 お守り、縁結びもあったけれど、それを前面に出すのもなんか違う気がして。縁というか、全てがガタついていた結果がこれだから、開運にした。お守りに恥じない生活をしよう。

 

 準備を急ぎすぎて、充電器を忘れた。宿にいる間はモバイルバッテリーで食い繋いで、レンタカーについてたUSBでモバイルバッテリーを充電しよう。

 

 出雲大社を出る時に結構な雨が降ってきて、一時的に雨宿りをしてた時、同じ境遇のまだカップルではないであろう男女がいて、あまりにも眩しかった。

 

 夜、買ってきた日本酒を父親と飲んでそこそこ酔っ払ったのに、何も話せなかった。どこで吐けば。

 

 愛なのか執着なのか。好きなのは恋人だったのか〇〇ちゃんだったのか。なんかもう、いろんな考えが止まらない。何にしろ、しっかりした人間になりたい。